ASUNA
Falling Sweets / Afternoon Membranophone
『100 Keyboards』など、音の物理現象を利用した実験的な音楽作品で海外を中心に活動しているアーティストASUNAの新作シアターピース『フォーリング・スウィーツ / アフタヌーン・メンブラノフォン』が石川県で初めて上演されます。
食卓に並ぶのは、食器ではなくおもちゃの楽器や電子楽器。そして料理の代わりはカラフルなお菓子。ひと口ごとに楽器が鳴り、思わず「どうして?」と驚く仕掛けが生まれます。すべてはお菓子の“食事”から生まれる音と動き。子どもも大人も一緒に楽しみながら、物理の不思議を体感できる新しいサウンドパフォーマンスです。
PERFORMER 電子音楽家 ASUNA(アスナ)
石川県出身の日本の電子音楽家。語源から省みる事物の概念とその再考察を主題として作品を制作。同時に音の物理現象に関する美術作品の制作/パフォーマンスも行う。代表作に「organ」の語源からその原義である「機関・器官」としてオルガンを省みた「Each Organ」(2002)、本の語源としてのブナの木を元に情報の記録・運搬について扱った作品「Epidermis of Beech」(2012)などがある。近年は、干渉音の複雑な分布とモアレ共鳴に着目した作品「100 Keyboards」(2013)で、「メルボルン国際芸術祭」(2018)、「シンガポール国際芸術祭」(2019)、「ベルファスト国際芸術祭」(2019)、「ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック(BAM)」(2021) など、海外のアート・フェスティバルから多数の招待を受け展示/パフォーマンスを行う。並行した音楽制作では、10代の頃から東京の実験音楽/即興/音響シーンに関わり、様々なアコースティック楽器やコンピュータによる作曲作品から即興演奏を行いつつ、無数のオモチャ楽器と電子音楽によるパフォーマンス「100 Toys」を中心に、多岐に渡りつつも一貫した作品制作を行う。これまで海外25カ国以上で演奏/展示、Lucky Kitchen(スペイン)、Meeuw Muzak(ベルギー)、Senufo Editions(イタリア)、Faitiche(ドイツ)、12k(アメリカ)、Home Normal(イギリス)、Headz(日本)など、国内外から多くの音楽アルバムもリリースしている。
イベント情報
日 程 | 2025年10月4日(土)〜5(日) |
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会 場 | 金沢市民芸術村 PIT5アート工房 |
ワークショップ |
お菓子で音の物理現象を聞く⁉︎ 体感できるアート作品10月4日(土)14:00- / 19:00- 1日2回開催(各1時間程) 要予約・参加費1,000円 |
ワークショップ お申し込み | 9月13日(土)9時より開始 ※ワークショップのお申し込みのない方は参加できません 。 ※メールや電話での受付はおこなっておりません。Peatixでの受付に限らせていただきます。 ※ご利用方法が分からない場合はPeatixのヘルプ(サポート:参加者ヘルプ)にてご確認をお願いいたします。 Peatix にて予約する |
ライブパフォーマンス |
海外ツアーで披露してきた新作を石川県で初上演!10月5(日)open 14:30 / start 14:30 予約不要・観覧無料 ※入場無料にてご参加いただけますが、会場の混雑状況によりご入場いただけない可能性がございます。 |
イベントチラシ | イベントチラシ |
主催 金沢市民芸術村アクションプラン実行委員会(公益財団法人 金沢市芸術創造財団、金沢市)
企画 金沢市民芸術村アート工房
写真:前澤秀登