何かを忘れているような気がする。

[Sym-企画公募]
何かを忘れているような気がする。

2022年1月15日(土)-2022年1月23日(日)
13:00-19:00 入場無料

金沢市民芸術村PIT5 アート工房

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【記録集データ版】

 

 

「Sym-企画公募」とは、金沢市民芸術村アート工房のディレクターと市民が一から協働してアート工房の新しい創造性の場を作ることを目的とし、北陸三県在住の方を対象としてグループ展の企画を募集するものです。第一回目となる今回は、松川祐実、吉川永祐、北原明峰ら三人による企画「何かを忘れているような気がする。」を開催いたします。本展覧会では、金沢市民芸術村が散歩やピクニックなど、この土地で生活する人々の日常生活と地続きな空間として利用されていることに着目し、展覧会会場を「公園」に見立てながら日常生活で人が集まる空間のイメージを絵画、映像によって展開します。しかし、そこでは普段生活しているだけでは意識されない「視点」がそれぞれの作品や空間に散りばめられ、会場に足を踏み入れる前の日常の「視点」は全く別の構造に覆されてしまうことでしょう。こうした転覆の中で私たちは日常とどのような距離を取ることができるのか、ぜひ展覧会に足をお運びください。

 


〈出展アーティスト〉

 

松川祐実

1996 年 長崎県生まれ
2016 年 金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科油画専攻 入学
2020 年 金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科油画専攻 卒業
金沢美術工芸大学大学院修士課程美術工芸研究科絵画専攻油画コース 在学中

2017 年 個展「あなたの外、わたしの中」芸宿(石川)
2018 年 グループ展 「日本画油画5人展」北陸銀行橋場出張所(石川)
2018 年 個展 金沢 北陸銀行橋場出張所(石川)
2019 年 個展「生きていたこと」kapo(金沢アートポート)(石川)
2019 年 グループ展 アートスペースリンク アートフェア 金沢アートグミ(石川)
2020 年 グループ展 「金美・KANABI」ギャラリーTK2(東京)
2021 年 グループ展 「ゆるやかな一瞬」芸宿(石川)

住宅や民家にある植木や庭をモチーフに、人間の曖昧な意識と植物の関係について制作し
ている。人間の暮らしの中でインテリアやオブジェ、またはペットとして多様に扱われる
植物は、同時に生命があり人間の意図しない動きをする。植物と人間がお互いにどう影響
を受けながら生きているのかという関係性そのものに興味を持っている。主に油彩、アク
リル絵具を用い平面絵画を制作してきたが、近作ではリトグラフや孔版印刷などの版画技
法を用い、植物の繁殖と美術の複製について研究・制作している。

 

北原明峰

1997年石川県生まれ。
2021年金沢美術工芸大学大学院卒業
現在はYAA YAA ART STUDIOで講師として活動中。

2021年 個展「なんとなく暮らしている」(石川県 芸宿)
2021年 グループ展「ストレンジャーによろしく」(石川県 箔一ビル)
2021年 グループ展「キャトルミューティレーション被害者の会」(石川県)

自身の生活の中で感じた事を元に絵画を制作している。普段は物事の移ろいや人との関係などを風景を通して描いている。
今回の展示では人と人との境界や心を伝える事の難しさをテーマに描いた作品群を展示する。

 

吉川永祐

1997年 島根県生まれ
金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科絵画専攻油画コース在籍

主な展示
2021「ストレンジャーによろしく」石川県(金沢小町)
2021「内灘闘争 風と砂の記憶」石川県(内灘町歴史民俗資料館風と砂の館)

 


〈アーティストトーク〉

日時:2022年1月23日(日) 18:00-19:30 参加無料
登壇者:松川祐実×北原明峰×吉川永祐×大前粟生(小説家)

 

本展企画・出展作家の三人と小説家の大前粟生さんをゲストにお呼びして本展覧会について、及び三人の作家の制作について美術以外の観点も含めつつ様々なキーワードをもとにお話しします。

 

〈ゲストプロフィール〉

 

大前粟生

92年生まれ。小説家。著書に『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』『おもろい以外いらんねん』(第38回織田作之助賞候補作)、『岩とからあげをまちがえる』(第14回日本タイトルだけ大賞)、宮崎夏次系氏との共作絵本『ハルにははねがはえてるから』など。22年2月に初の長編小説『きみだからさびしい』が文藝春秋より刊行予定。

[Sym-企画公募] 何かを忘れているような気がする。

日 程 2022年 1月15日(土)〜1月23日(日)
時 間 13:00〜19:00(会期中無休)
会 場 金沢市民芸術村 PIT5 アート工房(入場無料)
備考 コロナウイル氏の感染拡大防止のためやむなく会期が変更となる場合があります。ご了承ください。
主催:金沢市民芸術村アクションプラン実行委員会
共催:金沢市、(公財)金沢芸術創造財団
企画・担当:金沢市民芸術村 アート工房ディレクタ一 宮崎竜成、モンデンエミコ
フライヤーデザイン:桐本清花
フライヤー表(PDF)

フライヤー裏(PDF)


アクセス:

○バス 「武蔵ヶ辻・近江町市場」発「香林坊」経由「新金沢郵便局」行「大豆田」バス停下車 徒歩5分*本数が限られているため、予めご確認の上ご利用ください。
○車  北陸自動車道「金沢駅西IC」から約10分
○徒歩 金沢駅または片町交差点から約15分(約2km)

 


ご注意

  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染状況等により、予告なしに内容・会場・日程・時間・定員等が変更または中止となる場合があります。
  • ご来場される方は、37.5度以上の発熱や風邪、味覚障害等の症状があるなど体調が優れない場合のご参加はご遠慮いただき、マスクの着用、手洗い、手指の消毒、
    などをお願いします。
  • 予防対策として、スタッフは、マスクを着用し、会場には消毒液を設置いたします。
  • 「換気の悪い密閉空間」を避けた運営をおこないます。皆様のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。