Art-SITE vol.2 菊谷達史個展「スノーモンスター・ウィズ・ワーキングドッグ」

Art-SITE vol.2 菊谷達史個展
スノーモンスター・ウィズ・ワーキングドッグ

金沢市民芸術村アート工房 PIT5
2022年12月17日(土)〜2022年12月29日(木)12:00-19:00

記録集データが公開されました!
詳しくは下記をご覧ください▼

 

【重要なお知らせ】

12月23日(金)は大雪のため、スタッフの安全を考慮し、開館を中止いたします。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんがどうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

Art-SITEとは、ジャンルを問わず、市民の方々を巻き込みながらアーティストの展示会やパフォーマンスなどを行う企画です。金沢市民芸術村が北陸の「内」から主体的にアート工房の場(SITE)を創造するとすれば、本企画では作品制作にとどまらず、作品が置かれ、鑑賞をする空間や人の働きにも積極的に意識を向けるアーティストを招致し、普段の金沢市民芸術村とは別の角度からアート工房の実験的な運用方法を実践・提案する場とします。第二回は石川を拠点に絵画とアニメーションを制作する菊谷達史の個展を行います。本展では菊谷の故郷である北海道のリサーチを元とした絵画とアニメーションを、空間との影響を踏まえて構成します。


作家ステートメント

 

この展覧会の話がきた時、すぐにここ一、二年謎に取り組んでいたスキーヤーやスノーボーダーを描いた「ゲレンデのシリーズ(仮称)」の個展にしようと思いました。芸術村の PIT5は高低差のある真っ白な空間で、どことなくスキー場のロッジを思わせる雰囲気があり、会期もちょうど十二月で季節的にもバッチリです。メインモチーフは決まりました。あとは制作と展示構成を支えるテーマを掘り下げてくのみです。そう決めたのが大体今年の一月のことだったのですが、時を同じくして僕は一匹の人懐っこい犬に出会いました。それからというもの作品を作っていてもリサーチをしていても、常に頭の片隅に犬がおり、気づくと僕はたくさんの犬を描いていました。それで結局犬も個展のメインモチーフに迎えることに 。それがこの『 スノーモンスター・ウィズ・ワーキングドッグ』という展覧会です。


アーティスト

 

撮影:中川暁文

菊谷達史 Kikuya Satoshi

1989 北海道稚内市生まれ
2011 金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科油画専攻卒業
2013 金沢美術工芸大学大学院修士課程美術工芸研究科絵画専攻油画コース 修了

 

[個展]

2022 「スノーモンスター・ウィズ・ワーキングドッグ」金沢市民芸術村PIT5(石川・金沢)
2022 「ムービング・ピクチャー」石黒ビル(石川・金沢)

2021 「うつくしき動物たち」IN SITU(愛知・名古屋)
2018 「Play a role」創治朗(兵庫・伊丹)
2017 「タッチアンドストローク」ルンパルンパ(石川・野々市)
2017 「Indoor landscape」CRISPY EGG Gallery(神奈川・淵野辺)
2015 「サーモンピンクと黒い花」 ASAGI ARTS(東京・銀座)
2014 「Fertilizer」ギャラリー点(石川・金沢)
2014 「月とグレープフルーツ」金沢アートグミ(石川・金沢)
2013 「UNDRAMATIC」gallery COEXIST-TOKYO(東京・木場)
2012 「FLAME REACTION」ギャラリー点(石川・金沢)
2011 「DRIED FLOWER」Gallery O2(東京・南馬込)
2010 「LITMUS」Kapo gallery(石川・金沢)

 

[主なグループ展]

2022 「菊谷達史・前田春日美 2人展[影をしたためる notes of shadows]」biscuit gallery(東京・松濤)キュレーター:松江李穂
2019 「The Optic nerve and The Devices」 CRISPY EGG Gallery(神奈川・淵野辺)

2017 「VOCA2017」上野の森美術館(東京・上野)
2016 「シェル美術賞 アーティスト セレクション (SAS) 2016」国立新美術館(東京・六本木)
2015 「港で出合う芸術祭 神戸ビエンナーレ」メリケンパーク(兵庫・神戸)
2015 「第18回岡本太郎現代芸術賞展」川崎市岡本太郎美術館(神奈川・川崎)
2014 「菊谷達史・福田邦男展」ガレリアフィナルテ(愛知・名古屋)
2011 「Nomadic circus troupe」 北海道立近代美術館(北海道・札幌)
2010 「アウトレンジ2010」 文房堂ギャラリー(東京・神保町)

 

[上映]

NOCTURNAL ANIMAL (HD/8min.1sec./2022)

2022 「第9回新千歳空港国際アニメーション映画祭」(北海道)
うつくしき動物たち (HD/1min.32sec./2021)
2022 「ASK映像祭2022」(東京)
2022 「第9回新千歳空港国際アニメーション映画祭」(北海道)北海道知事賞

 

[企画]

2022 「フード」(東京)atelier&gallery creava(石川・金沢)
2020 「レンタルハウスツアー」三渓園旧燈明寺本堂(横浜・神奈川)、CRISPY EGG Gallery(神奈川・淵野辺)、北石坂工芸(仮)(石川・金沢)
2014 「虹の麓 -反射するプロセス-」名古屋市民ギャラリー矢田全室(愛知・名古屋)

[その他]

2020 「ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校第5期最終選抜成果展『プレイルーム』」ゲンロンカフェ(東京・五反田
2019 「ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校第5期生展覧会グループA」カオス*ラウンジ五反田アトリエ(東京・五反田)
2019 「3331 Art Fair 2019 ‒Various Collectors’ Prizes‒」3331 Arts Chiyoda(東京・外神田)
2018 「PREVIEW AiPHT」パークホテル東京 25F& 31F(東京・新橋)
2018 「蒐集衆商」Spiral Garden(東京・南青山)
2017 「Kanazawa Newly arrived Art&Craft 2017 by Rempah Rempah」Spiral Garden(東京・南青山)
2016 「日本・ベルギー国際交流美術展  – WEWANTOSEE – 」金沢21世紀美術館市民ギャラリーB(石川・金沢)
2016 「アートツーリズムへの発地」THE SHARE HOTELS HATCHi(石川・金沢)
2016 「四井雄大個展」ギャラリー数奇(愛知・犬山)肖像画を制作
2015 「あきたアートプロジェクト-急がば廻れ-」アトリオン・茜屋珈琲店(秋田・秋田)
2015 「アーティスト・イン・レジデンス東海さるく」リバーパル五ヶ瀬川(宮崎・延岡)
2015 「3331 Art Fair 2015 ‒Various Collectors’ Prizes‒」3331 Arts Chiyoda(東京・外神田)

「猟犬のエスキス」 2022 パネル、アクリル絵具 158×227mm

「日の火の碑」2020
シングルチャンネルビデオ、写真、果実酒、黒い手袋、
ボードマーカー サイズ可変

「アスレジャースタイルで走る人々」2019
キャンバス、油絵具 2080×2735mm

「《うつくしき動物たち》制作風景」 2021
撮影 :川野朋子


イベント

<トークイベント「 菊谷達史×大下裕司(大阪中之島美術館 学芸員) 」>

本展覧会関連イベントとして、大阪中之島美術館の学芸員である大下裕司氏をお招きして、展示作品や展覧会のテーマ、内容など、ざっくばらんに掘り下げるトークイベントを行います(本イベントの予約は不要です)。

日時:2022年12月18日(日)18:00~19:30
会場:金沢市民芸術村PIT5 アート工房
司会:宮崎竜成(アート工房ディレクター)

 

ゲスト:大下裕司
大阪中之島美術館 学芸員

1987年、横浜生まれ。大阪中之島美術館学芸員。専門は現代美術、先住民族文化など。横浜美術館学芸員などを経て現職。

 

 

<関連イベント「菊谷達史映像作品特別上映」入場無料>

金沢アートグミのサポート作家でもある菊谷達史が制作した映像作品を上映する関連イベント。

日時:2022年12月27日(火)〜2022年12月29日(木) 10:00-18:00
会場:金沢アートグミ 〒920-0907 石川県金沢市青草町88番地北國銀行武蔵ヶ辻支店3階 076-225-7780 / info@artgummi.com


〈アーカイブ〉

記録集:スノーモンスター・ウィズ・ワーキングドッグ記録集

   :記録集(高画質版)


フライヤーデザイン:村田裕章

フライヤー表(jpg)
フライヤー裏(jpg)