レジデントコンサート vol.24:橋本晋哉 「低音楽器の4.5世紀盛り」
金沢市民芸術村「楽器フェスティヴァル2025:低音楽器」メインコンサート
レジデントコンサート vol.24:橋本晋哉「低音楽器の4.5世紀盛り」
https://www.geimura.com/music/rc2025/
日時◉2025年12月20日(土)16:00開演(15:30開場)
会場◉金沢市民芸術村パフォーミングクスエア(金沢市大和町1-1)
企画監修:橋本晋哉
ミュージック工房の今年のテーマは「低音楽器」。
芸術村レジデント・アーティストのチューバ奏者・橋本晋哉さんのディレクションで、
古楽器からモダンまで、4.5世紀にわたる低音楽器の魅力を盛りだくさんにお届けします。
低音を寿ぐ豪華なゲスト、新作世界初演にも要注目!
市民参加の「芸術村バリチューバアンサンブル」、
ワークショップでつくった「似セルパン(塩ビ管セルパン)」も集合、さてお味のほどは?!
出演◉
橋本晋哉(チューバ/セルパン)
佐藤采香(ユーフォニアム/セルパン)
長谷川太郎(ドルツィアン)
折原麻美(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
藤田朗子(ピアノ)
芸術村バリチューバアンサンブル(市民参加)*参加者募集中(サイト下部をご覧ください)*
プログラム(予定)詳細は随時更新します◉
湯浅譲二《ぶらぶらテューバ》(2006)
田中吉史:ユーフォ、チューバ、ピアノのための新作(2025 委嘱初演)
古楽器ソロ、デュオ、アンサンブル
似セルパン(塩ビ管製セルパン)紹介 他
チケット(税込):全席自由
一般2500円、学生1500円 当日券 各500円増し
高校生以下無料(要予約)
*学生券、高校生以下無料券は入場の際に学生証の提示が必要です。
*未就学児の入場はご遠慮ください。
予約:2025年10月20日(月)発売開始
チケット取扱:後日発表
問い合わせ: 金沢市民芸術村(9:00〜19:00) 電話 076-265-8300、FAX 076-265-8301
照明:宮向隆
舞台監督:三浦大
協力:K-CUBIC
企画・制作:金沢市民芸術村ミュージック工房(福永綾子、山本有希子)
主催:金沢市民芸術村アクションプラン実行委員会(公益財団法人金沢芸術創造財団、金沢市)
後援:北國新聞社、北陸中日新聞、MRO北陸放送、石川テレビ放送、テレビ金沢、 HAB北陸朝日放送、エフエム石川
「楽器フェスティヴァル2025:低音楽器」バリチューバアンサンブル 参加者募集!!
このコンサートで橋本晋哉さんや佐藤采香さんとともに演奏してくださるバリチューバ演奏家を公募します。
対象◉チューバ、ユーフォニアム奏者で、リハーサル日と本番日に参加できる方(その他にZoomなどオンラインで打ち合わせがあります)。プロ・アマチュアは問いません。
リハーサル日◉2025年12月18日(木)、19日(金)19:00〜22:00
本番日◉2025年12月20日(土)午後からゲネ、開演16:00
演目◉参加者に応じて決定します。
定員◉8名程度(定員に達し次第締め切ります)
応募方法:専用フォームからお申し込みください。 https://forms.gle/ZNMyQ6LacQzS61TQ7
応募締め切り:2025年10月20日(月)
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経歴
橋本晋哉 Shinya Hashimoto チューバ、セルパン、オフィクレイド
パリ国立高等音楽院第3課程修了。サントリー芸術財団サマーフェスティバル2008、2010及び2016、コンポージアム2009、HIROSHIMA HAPPY NEW EAR 19などで協奏曲のソリストを務めるほか、東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」、NHK-FM「名曲リサイタル」、「リサイタル・ノヴァ」にソリストとして出演。現代曲の初演を数多く手がける一方、16世紀フランス由来の古楽器「セルパン(蛇)」、その後継楽器オフィクレイドを用いての古楽のジャンルでの活動も多い。洗足学園音楽大学講師。現代音楽ユニット「東京現音計画」、声楽家松平敬との異色デュオ「低音デュオ」で活動。
写真:松蔭浩之
長谷川太郎 Taro Hasegawa ドゥルツィアン
東京藝術大学卒業後、パリ国立地方音楽院古楽科を褒賞付き満場一致の評価で修了。バロック・ファゴットとドゥルツィアンのディプロマを取得。フランス国営放送やヴェルサイユ宮殿などで複数の録音に参加し、ドゥルツィアン奏者としては世界的コルネット奏者ジャン・テュベリ率いるLa Feniceの公演に度々出演。帰国後の2021年、東京で日本初となるドゥルツィアンのリサイタルを開催、翌年には大阪でも公演を行った。現在は全国の古楽団体や音楽祭にゲスト出演するほか、レクチャー公演も複数主催している。新・福岡古楽音楽祭2024では「古楽講座 むかしの楽器」講師として、ファゴットの歴史をテーマに90分の講義を担当。
佐藤采香 Ayaka Sato ユーフォニアム、セルパン
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、アカンサス音楽賞及び同声会新人賞を受賞。同大学大学院音楽研究科修士課程、スイス・ベルン芸術大学スペシャライズドソリスト修士課程修了。ユーフォニアムを船橋康志、村山修一、齋藤充、露木薫、トーマス・リューディの各氏に師事。2018年フィンランド・リエクサ国際コンクールユーフォニアム部門優勝。日本人、そして女性として初の快挙となる。ソリストとして東京フィル、瀬戸フィル、神奈川フィルほかオーケストラとも多数共演。ユーフォニアムの新たなレパートリー拡大を目指し、現代の作曲家への新作委嘱など意欲的な活動を展開中。桐朋学園大学音楽部門特任講師、ぱんだウインドオーケストラユーフォニアム奏者。
写真:Ayane Shindo
折原麻美 Asami Orihara ヴィオラ・ダ・ガンバ
中学・高校の吹奏楽部で音楽に惹かれ、国立音楽大学音楽文化デザイン学科に入学、音楽学を学ぶ。卒業時、有馬賞受賞。在学中よりヴィオラ・ダ・ガンバを始め、神戸愉樹美氏に師事。2010年よりブリュッセル王立音楽院にてフィリップ・ピエルロ氏に師事し、学部、修士、研究科を全て優秀賞付きで修了。在学中よりAYAMEアンサンブル・バロック、Lux Beata等で数々の招聘演奏を行う。2018年に帰国。金井隆之氏とのデュオ・ルーリーが墨田区主催2019年度「演奏家の船出コンサート」グランプリを受賞。ルネサンス~バロック音楽を中心に、ジャンルを越えて楽器の魅力を発信。アイゼナハ音楽院講師。
藤田朗子 Akiko Fujita ピアノ
東京藝術大学音楽学部器楽科(ピアノ専攻)、パリ国立高等音楽院伴奏科、同音楽院第三課程室内楽科修了。ピアノを播本枝未子、倉沢仁子、辛島輝治、伴奏法を山洞智、Jean Koerner、室内楽をGérard Buquet、Jens MacManamaの各氏に師事。ソロの他、各地の講習会等で公式伴奏をつとめ、室内楽・新曲初演で国内外の演奏家と共演、CD録音に参加。現代音楽セミナー「秋吉台の夏」、Festival A Tempo (仏)、軽井沢国際音楽祭、両国アートフェスティバル、南千住ぶらり下町音楽祭等に出演。東京藝術大学ソルフェージュ科及び共立女子大学非常勤講師。日本ソルフェージュ研究協議会理事。
【楽器フェスティヴァルについて】
テーマとする楽器を選び、1年かけて多彩なアプローチを仕掛ける企画シリーズ。今年度は「低音楽器」がテーマ。レジデントアーティストのチューバ奏者・橋本晋哉氏を中心に、ワークショップやコンサートを展開。12月の本コンサートはその集大成です。
このイベントに登場する低音楽器:チューバ、セルパン、ユーフォニアム、ドゥルツィアン、ヴィオラ・ダ・ガンバ